到来物

早起きの誰かがエッセイに、起きたときには外が暗くて天気がわからないから「気圧計」を置いているのです、と書いていました。へえ〜、ずいぶん凝るもんだなあと斜に構えていたのですが、「気圧」?という言葉がだんだん気になってきて、しまいには、ほし〜い!となってしまいましたよ。
だって、たとえば、朝は1005ヘクトパスカルあった気圧が、おや998ヘクトパスカルに下がっている!なんて見えたら、もしかして超ワクワク感あるかも?じゃない? 台風なんか来たら、おお〜、本当に964ヘクトパスカルだぁ〜!なんて盛り上がりそうじゃありません?
というわけで、わが家へのむりやりクリスマスプレゼント、「気圧の計れるウェザーステーション」です! 透明のアクリル板に浮き出る数字とお天気アイコンがかわいいぞ!(写真で1008とあるのがそれです。10時8分ではないのだ!)
ということで大変すばらしい意匠なのですが、一つ欠点が。この子はお天気そのものを知っているわけではありません。1時間ごとの気圧の変化から、半日後の天気を予想してアイコンを出しているのです。つまり、アイコンの天気はいまの天気ではない!のですが、それがどうもなじめないというか、こんな曇りなのにピカピカのマーク、とかだと、わかっちゃいても「?」が浮かんできてねえ…。ま、それもかわいいのでつが。
今週は、卒論ゼミの“提出前打ち上げ!”をして(ひたすら揚げ物を注文し続けた若者たちよ!)、ゆうべは西荻の「のらぼう」で超しあわせな野菜料理を満喫して(コースでもメインが張れる野菜と豆腐のサラダ!)、今日はこれから『山田孝雄』の書評会をしてくださるというので、超久しぶりに本郷へお出かけなのだ。
なかなか年末らしく。


 YEBISU BAR に行っちゃった!

おお〜、今日ってもしかして、いわゆるボーナスサタデー?! となれば、天気もいいし、こりゃもう、無為にぶらぶらとか、しなきゃいけないんじゃないの〜? ってわけで、では丸の内から有楽町から新橋へと、夕方の散歩あそびであります。
丸の内のストリートは、なんだかどこもレトロモダン?な感じにそろえたのね〜、って感じで、なんか三菱地所さんのひとり勝ちって雰囲気です。ふうむ、かっこいいな。。
新橋なんてふだん行く機会はないのですが、お父さんたちの聖地でひときわ愛されているという居酒屋「魚金」さんに行ってみようと企ててみたであります。でも、せっかくなので、有楽町から新橋への道は、電車に乗らず、高速下のコリドー街を流してみましょうよ。
新橋だけで4件、立ち飲み屋さん含めたら11件とかいう魚金さんの、とりあえず4件をお訪ねしてみましたが、おおなんと!まだ5時前だというのに、すべて一杯で、入れないのであります! おお〜、土曜日だからサラリーマンのおじさまたちは少ないだろうと思っていた見通しの甘さを大いに知るところとなったであります(アンシンジラブル!)。なんてことだ!ううん。
しかしこのまま帰るのではボーナスもかたなし、、ということで、踵を返してコリドー街へバック!しましょう。さっきチェックしておいた、気になる気になるお店があったでありますよ。
じゃ〜ん!それは YEBISU BAR なのだ! じつは知らなかったのでありますが、なんと3日前にオープンしたばかりの、ヱビスビール直営店!だって〜! でもこれも大変な人気で、5時開店の10分すぎぐらいだったと思うけど、もうとりあえずは人びとで一杯だったのだ。かろうじて、止まり木のような2人がけのスペースをもらうことができましたよ。とにかくヱビスビールと、おお、いわゆるビアホールのつまみではない料理で展開しようと思ったわけね〜。
はいはい、ヱビスビール、こんなにきめの細かい泡は初めてでした。料理もなかなか楽しく。うん、いいんじゃない? がんばれエビス様であります!


 手放しで。

神戸市営バスの車内プレート。
 「手放しで座席の移動はしないようにしましょう」
手放し運転、は知っているけど(したこともあるけど)、手放しで移動、って、なんだか曲芸みたいだ。
おい、見ろよ!あいつ、手放しで移動だぜ!とかってね。あはは

言語文化とは、かようにずいぶん狭いものなのでしょう。

阪急電車のホームのアナウンスは、
 「みなさま。まもなく3番線に…」
と「みなさま」から始まるし。そうすると、「はい。」と返事したくなっちゃうし。

言語文化じゃないけど、中距離電車の座席を、4人がけ向かい合わせのシートを潔しとせずに、あくまで進行方向向きの2人がけシートを守りつづけるっていうのも、文化だねえ(終点でいちいち向き変えるの、ずいぶん手間だよ?)。それから、大阪梅田のど真ん中の阪急百貨店の屋上に、巨大な赤い観覧車を乗せてしまうっていうのも、これまた文化、だよな。


 いざ神戸!

今日明日と、秋の言語学会です。会場は神戸大学。秋の神戸なんて聞いたら、何がなくても行こうと思いますが、今回は、指導教員として面倒見てる院生さんが2人も発表するので、こりゃもう行かないわけには参りません。
院生さん、いい発表をな〜!(^-^)ノ~~

N700系のぞみはインターネットもできる、わ〜い!とよろこびながら何をしているかと振り返れば、いつもと同じメール仕事だったりするのでした。とほほ、、。

今日はいい天気、さわやかに晴れ、富士山もすっくと立っているぞ。


 なんだか秋であります。

秋の連休、とはいっても、今は秋の入試の真っ只中なので日曜出勤、てなわけで、連休最終日はじぶんの勤労に感謝しつつ、のんびり昼メシなど作って遊ぶであります。
いえいえ、作って、とは名ばかりで、この日のレーゾーコには、「ニシンそば」になるために仕込まれたような煮たニシンやら、皮付き豚肉の焼酎(がなかったのでウォッカでやったそうな)煮やらが寝ているではないですか、すごい! ではこれは、そばをゆでて、乗っけたり並べたりすれば出来上がり〜、というわけで、「秋のニシンそば御膳」の完成なのであります!
\(^_^)/

満腹してうとうとしてさらにのんびりしかけたところで、いやこんなお天気の午後を引きこもって過ごすのは勿体なさすぎ!ということで、てくてく阿佐ヶ谷 → 電車で三鷹 → ちょい居酒屋、というお散歩コース。よしよし、満足したであります!
('-^*)/

こういう“無為系のんびり”久しぶり?と思ったら、そういえば月初めは秋田に行ったし、先週もレンタカー借りて親の顔を見に仙台往復したし、今週末は学会で神戸行くし、そうなかなかないのだなあと。
忙しそう、って? いえいえ、神戸に行ってどこであそぶかをしっかり考えるのに忙しいであります! うっしっし。
(^_-)☆


 翌日は北海道?!

どこまでも続く平原、はるか遠くに一列の高い並木、ときどきサイロ、これってまるで北海道じゃん!
おお〜、そうか、こんな風景が内地にあったとは。
ここは八郎潟。日本最大の干拓地、道路は10キロ真っ直ぐ。

島根、の予定が秋田

またまた大変ごぶさたで。m(u_u)m

秋の学会シーズン、この週末は島根大学で日本語学会。水都・松江は初めてだし、とすっかり行くつもりで手配をして、あとは宍道湖シジミを食べるばかり!
だったところに、急なお葬式の知らせ。家人の実家の方のおばさんが亡くなった、と。
では予定変更、松江をキャンセルして飛行機は秋田行きであります。
着いた時間が早く、しかも葬儀は今日ではないことが判明。レンタカーも借りたことだし、ではちょっとぐるっと回ってみっか、と高速のETC割引の御利益にもあずかるべく、では角館へゴー!であります。
武家屋敷、初めて見たであります。な〜るほど、不思議な街でありますな。でもって、今やどこも、武家屋敷風情の感じられるレストラン、になっているのであります。
では入ってみよう、とご飯を食べたお屋敷の写真であります。が、後で判明したことには、この区画は商家の区画なのでしたが。
それにしても立派な屋敷だなあ。米蔵、文庫蔵、それに加えて、な〜んと「がっこ蔵」まであって。「がっこ」とは漬け物のこと。つまり漬け物専用の蔵まであるなんて!
紅葉がきれいでした。