到来物

早起きの誰かがエッセイに、起きたときには外が暗くて天気がわからないから「気圧計」を置いているのです、と書いていました。へえ〜、ずいぶん凝るもんだなあと斜に構えていたのですが、「気圧」?という言葉がだんだん気になってきて、しまいには、ほし〜い!となってしまいましたよ。
だって、たとえば、朝は1005ヘクトパスカルあった気圧が、おや998ヘクトパスカルに下がっている!なんて見えたら、もしかして超ワクワク感あるかも?じゃない? 台風なんか来たら、おお〜、本当に964ヘクトパスカルだぁ〜!なんて盛り上がりそうじゃありません?
というわけで、わが家へのむりやりクリスマスプレゼント、「気圧の計れるウェザーステーション」です! 透明のアクリル板に浮き出る数字とお天気アイコンがかわいいぞ!(写真で1008とあるのがそれです。10時8分ではないのだ!)
ということで大変すばらしい意匠なのですが、一つ欠点が。この子はお天気そのものを知っているわけではありません。1時間ごとの気圧の変化から、半日後の天気を予想してアイコンを出しているのです。つまり、アイコンの天気はいまの天気ではない!のですが、それがどうもなじめないというか、こんな曇りなのにピカピカのマーク、とかだと、わかっちゃいても「?」が浮かんできてねえ…。ま、それもかわいいのでつが。
今週は、卒論ゼミの“提出前打ち上げ!”をして(ひたすら揚げ物を注文し続けた若者たちよ!)、ゆうべは西荻の「のらぼう」で超しあわせな野菜料理を満喫して(コースでもメインが張れる野菜と豆腐のサラダ!)、今日はこれから『山田孝雄』の書評会をしてくださるというので、超久しぶりに本郷へお出かけなのだ。
なかなか年末らしく。