鉄板焼きのせかいのなかで。

いやあ、あづいです。なんていうのもおっくうなくらい。
せかいは鉄板焼きではないかっ!モウ!

今日で授業もおしまいですが、世の中、二酸化炭素をあんまりはきだしてはならぬというので、教室の冷房は28度に設定すべし!というお達しがでています。私学財団全体の数値目標というのがつくられて、何年だかで達成できないと、加盟校全体に罰金が課せられる!とかいう、なかなかの本気度でありまつ。
ふと油断すると、20度とか17度とか、とんでもない暑がりさんモードに設定する悪い子がいるので、しっかりチェックして28度に戻しましょ。うっしっし。
とまあそこまではいいのですが、28度に設定して28度になるか?といえばそんなこともなく。窓際に吹き出し口のある教室だったりすると、ローカ側の学生さんなんて、ノートとかパタパタやりながら、みるみるドヨヨ〜ンと茹だっていきます。窓側の学生とて、直射日光の攻撃を受けてジリジリ焼かれてゆくし。
先生は? そりゃモウせんせいは肉体労働ですから、腹から声を出し黒板に字を書きなどするうちに、汗がどばっ!と吹き出してきます。授業1つにつきTシャツ1枚、着替えたいぞ!(まじ、午前と午後で着替えるわたし…。お洒落じゃないよ〜、びちゃびちゃなのさ。)
二酸化炭素を出さないようにしたいものです。32度とかになったら、授業をやめてしまうことで! な〜んちて。

そんな鉄板焼きのせかいのなかで、ちょうど一週間前から、ななな〜んと、季節はずれのウグイスくんが鳴いています。
すごいです。朝も早よから、夕方暗くなるころまで、毎日ずっと。おい〜、そんなじゃウグイスの鉄板焼きになってまうって〜!
なにせ梅雨もあけたこんな時期ですから、練習はモウ十分です。ケキョケキョケキョキョキョのタメもしっかりと、ホーホケキョの歌を歌い上げています。それはなかなか見事なものですが、懸念もひとつ。こんな鉄板焼きのせかいのなかで、その歌が聞こえても、デートの誘いに乗ってくる彼女はいないんじゃないでしょうか。
なあ〜、ウグイスくん、やっぱ、ものごとには時期ってもんがあるとおもうよ〜。
セミにウグイス、ではどうも格好がつかんて。