にゅ、入洛。。

はい〜、ついに今日から、授業です。(当然だろ!って? そうなんだけど、、。)
どうも今年は勝手が違って、6月に「言語学会」をRたくでやるというので、その準備に明け暮れてるうちに、そのままズドーンと新学期に突入してしまったのです。
先週末はその学会の委員会で京都に行ってたし、今週末は大学院のオリエンテーションで谷川温泉だし。(地名だけ聞いてたら、いい感じ〜!なんですけどね。あは。)
京都はふしぎな町でした。(って、べつに初めて行ったわけじゃないんだけど。)
なにせ町全体が丸ごと観光地。先週末なんて桜の見ごろ最後のチャ〜ンス!てわけで、ええ?いったい何のお祭り??って風情。夕方の四条河原町なんて、もうまともに歩くことさえできまへん。(しかも、非地元民ばかり。いったい地元の人は、どこにいるんだ〜?って。)
代替文花見でそぞろう人びとを尻目に、高瀬川の夜桜を瞬間写真さつえいして、気分だけ花見。(何の写真だか、わかりまへん、、。)
翌日。帰る前に、なんか1つぐらいは土産話がほしいものだと思ったわたしは、ずっと気になっていた超レトロな中華料理屋さんでご飯を食べました。「東華菜館」。(Docileさんのページ「建築散歩」からリンクを張らせていただきました。へえ〜、ヴォーリズの設計だったとは! 入口の上とかには、タコやホタテの彫り物なんかがあったとは! 気づかなんだ。。)
ガラガラと音を立てて閉まる手動式の超レトロなエレベーターで4階に案内されると、開店直後だったのでまだお客さんはだれもいませんでした。わ〜い!パチリ。代替文洋風でも中華風でもない、ふしぎ、な空間は、西洋人の設計だったのですね。妙に納得。
わたしは腹がへっていましたので、少々量が多くても食えるだろうと楽観して単身乗り込んだのですが、その考えは甘い、ということがすぐにわかりました。メニューは大皿料理ばかり。どれも3千円とかです。それは困ります。なんか一つぐらい、あるでしょ?
はい、ありました。最後のページに、2つだけ。一つは「チャーハン」(お店の人は「やきめし」と呼んでいましたが)、もう一つは「水餃子/蒸し餃子/炒り餃子」(「炒り餃子」って名前、すごい!)です。わ〜い、これなら食える、と両方頼みました。(ばかですね〜。)
まず「やきめし」が来ました。これは普通でした。(味もふつうでした。)しばらくして、「蒸し餃子」が来ました。一目見ておどろきました。ほえ〜〜!!なんじゃこりゃあ? ギョーザ、というより、マントウ、と呼んであげたくなるような、巨大なものが8コ、お皿にきれいに並んでいます。代替文うーん、まいど写真がわるくていけませんが、箸の長さから想像してくだされ。マントウ2コ分で箸の長さです。皿は25センチ、かな。
わたしはすぐさま考えました。8コは食えん。がんばって4コだな。でも、持ち帰り、、とか言って断られたらチョーくやしいぞ。よし、こっそり持ち帰り作戦にかぎる! というわけで、お店の人の目を盗みながら、1コ食べるごとに1コ、カバンに忍ばせたビニール袋に収納する、というマル秘作戦を敢行して、ぶじ4コを胃袋に、4コを布袋に、収めたのであります。(これが今回の京都みやげじゃ。あは。あ、うまかったですよ〜、やさしい味の。)
パンパンのお腹をさすりながら京都駅に向かいます。と、「交通規制のご案内」です。はああ、いま日本に来てる中国の温家宝首相さん、京都で日本の総理大臣と会談などなさるんでしたね。そのための交通規制のご案内ね、、ん? おおおお、すご〜い日本語(京都語)みっけ〜!
温家宝中国国務院常任委員の入洛に伴い、、、」って。にゅ、にゅうらく! それって、、あー、えー、たとえば、「徳川家康が入洛した」(かどうかは知らないけど)とかって、「京の都」のウチなる世界からソトを見たときに、使うんだよねえ? なんかこれだと、よそのくにの「常任委員」さん(「首相」じゃいかんのか?)が「京の都」にやって来た“お上りさん”、って感じなんだけど、、。(そうそう、どっかの委員さんが「上京した」みたいな。)
うう〜ん、マジかよ京都府警さ〜ん、と思ってしまったわたし。(これが今回の京都みやげ話じゃ。あは。)
というわけで、いろいろ異空間な京都、それなりに楽しませていただきましたよ。(なんだかんだ言って、ちゃんと楽しんでんじゃんか!って? ま、まあね、、あは。)