ははあ、きみは日本犬ですね。

代替文
さいきん、「JRの犬」が、旅をしています。
あ、「JRの犬」!だなんて、“権力”だの“手先”だの、そういういみでは、なくてですね。(あは)
JRの電車に乗ると、白いイヌが、のんびりん〜、と「九州」なんかを旅しているのです。海辺をトコトコ散歩し(「鬼の洗濯板」だっけ?)、山腹で山の頂をボーと眺めていたり、するのです。
はじめは気がつかなかったのですが(鈍〜!)、おや?きみはおんなじイヌくんですね?
ふうん、いつのまにJRの電車に乗って(無賃乗車はいけないよ!)、あちこち観光地を、まわっているのです。
ああ〜、いいなあ〜。。
と、わたくしは迂闊にも感じ入ってしまったのだ。ああ、なんてことを!
だいいち、わたくしは犬が嫌い!です。てか、犬が、こ、こわい、、です。子どものころ、大きな犬に吠えられてからというもの、人生ほとんどぜんぶの期間!犬嫌い。
黒のショートヘアーなんて、道ですれちがったら、「おめ、いまビミョーに、イヌ避けたべ?」と人にばれてしまうくらい、ね。
いえそんな個人的な!事情がどうこうではありませぬ。
ほら、言うじゃありませんか。映画だって、子どもを主人公にして作るのはズルだ、とか。だって、かわいいに決まってるし〜。
おなじように、かわいいイヌに旅なんかさせちゃ、いけないのだ。いや、そんなの広告にしちゃ、いけないのだ。
ちょきんと耳のとんがった、尻尾のくるんと丸まった、ははあきみは日本犬ですね?みたいな真っ白なイヌが、トコトコ旅なんかしてたら、そりゃもうかわいいに、決まってるじゃないか〜!
JRさん、ずるいって、それ。