友だちを送る。

日曜日、しばらく前に亡くなった友だちの「送る会」をしました。
友だち１００にん、いたやつなので、会場にした新宿の居酒屋さんは完全満員状態。そりゃそうさ。
大学時代からの、破茶目茶な、酒好きの、友だち。赤と黒と白が好きな、“あいだ”のないやつ。死にました、って言われて、ああそうですか、ってわけにはいかない。諦めきれないのは、みんなおなじ。
行きがかり上、司会をしました。諦めきれないみんなが、怒ったり泣いたり、ケンカしたり、物こわしたり、するんじゃないかと内心びくびくしながら。「でも今日の会は明るく送りたいから、ケンカしたり、物こわしたり、しないでね、あいつならきっとするけど、、」と言って。
みんな言うことをきいてくれました。酒を飲みながら思い出を語り、明るく友だちを送る。。
でも司会者はどこかで、きっとみんなが、怒ったり泣いたり、、するに違いない、と決めていたのでしょう。みんながあまりしないから、代表して司会者が泣きました。某科学史家のＫさんに、「君は本当に癇癪持ちな男だな！」と言われました。あは。だって諦められないもん。
彼が愛したゴールデン街の人びとに、もっと語ってもらえばよかった、とくよくよしながら月曜日をボーと過ごし。
でもまあ、いい会だったのかな。だったらいいけど。。

７月のカレンダーは「流れ星」。
きょうはそいつの誕生日。